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The making of『篭の鳥』

以下の日記は、帝斗きさとのmixi日記から『篭の鳥』について書いた部分をピックアップしたものです。なお、一部、当サイト掲載に伴い、補筆改訂を施しています。予めご了承ください。

【10月26日】
リン×エンビ×エドを読んでみたい・・と言っている子が居ると聞かされた。リン×エンビ×エドはないけど、リン×エドはあるよと、うちのサイトを紹介したらしい。こんな僻地の農村にわざわざお越しいただけるなんて、ありがたいことです。
サービス精神旺盛なA型人間のワタクシ、せっかくなのでそのリクエストに応えようと思ったわけですが。




リン×エンビ×エド・・か・・orz




リン×エド vs エン×エドなら、なんとか書けると思う。
あるいは、エン×リン & リン×エド(あるいはエド×リン)・・だがしかーし!

リン×エン・・かぁ(遠い目)。

どー考えても、シチュエーション、思いつかねーっ(爆)!
いやさ、書いてほしーっつー声があるならさぁ・・でもなぁ・・

 ・ ・ 無 理 ッ !

リン×エンって・・エン×リン(あるいはエン→リン)ならレイプで簡単なんだがなぁ(ヲイ)。
せっかくのお題(?)なんで、とりあえず真剣に考えてみるテスツ・・orz

この頃は、エンビに手を出すリン? イメージがわかない!と、マジで途方にくれていました。
以下、徐々にイメージを固めていく様子をお楽しみください。


【10月29日】
先日頭を悩ませていた「リン×エン×エド」ですが・・今、3時間を超える熱いテレホン会議の結果(←単なる萌え長電話)、以下のように捏造されました。


今月のガンガン(2005年11月号)より

「出せエンヴィー!! うえっぷ 口ン中臭ぇんだよ」

「ああ?」

「うるっせぇ! こいつら黙らせろ! この空間から出られるかもしれねぇ! 協力しろエンヴィー!!」


(以下、捏造)

・・で、エンヴィーとりあえずエドを吐き出して、元に戻る。リンとエンヴィー、エドを覗き込む。

エン「・・で? 出られるかも知れないって?」

エド「お前の腹ん中で賢者の石を見ている時に、扉が見えたんだ。そこにあののっぺらぼうが居て、出る方法を教えてくれたんだ」

エン「ほうほう?」







 エ ン ヴ ィ ー と ヤ っ た ら 出 れ る ♪








エン「・・はぁ!?」

リン「ソレ・・誰がスんの?」

エド「リン」

リン「ナーンデ! 言い出しっぺがヤれよ、こーいうのハ!」

エド「俺、腕折れてるし」

リン「俺だって、肋骨2、3本折れテルヨ!」

エン「つーか、オレの意志、無視かよ!」

エド「ここを出られるか出られねーかの瀬戸際なんだぞ!ケツぐらい貸せっ! なぁ、リン?」

リン「俺も無理ッ! 第一、こんな化け物相手に勃ツカヨ!」

エド「おまえなぁ、贅沢言うなよ・・勃つよーな格好に化けてもらったら? 俺とか」

エン「・・えっ、お前らって・・(ドン引き)」

リン「ダカラ、エドがヤれヨー・・俺、無理ダッテ」

エド「だって俺、それで開いた空間の穴を、錬金術で固定するという役割があるし」






きさとそれで、リンがエンヴィーとヤるの?

バッハそうしたら出れるって真理クンに言われたの。

きさといや、それ真理クンじゃないよ。グラトニーの腹ン中の『真理の扉』のダミーだから、シンリ君じゃなくて、ツソリ君とか、ミニ11君とか、微妙にニセモノだから!

バッハでも、エドはそのツソリ君に言われて、キュピーン! と、いつものトンデモ理論を導き出したわけだよ!

きさといや、俺、勃たネーヨ、ゼッテー無理ッ!(なりきりで絶叫)

バッハ立てッ!立つんだジョー!

きさとエド相手ならともかく、エンヴィーは・・エンヴィーに突っ込むぐらいなら、イソギンチャクで抜くッ!

バッハじゃあ、エドが手伝ってやってもいいから。





   立 っ た ! ク ラ ラ が 立 っ た わ !





きさとんで、ヤんの・・?

バッハ(爽やかに)ウン♪ これでリン×エンのお題クリアでしょ!?

きさと・・(脳死状態)






リン「エドとはいわねーケド、せめて、ソの気になれるよーなキレイなねーちゃんトカに化けてくれヨ」

エン「・・そ、それなら(オカマ掘られなくて済むし)・・おい、おち・・いや、人柱。それでもいいんだろ?」

エド「えー? まぁ・・いっぺん試してみて、ダメだったらもっぺんヤればいいから、いっか」

リン&エン「2回もできるかー!(怒)」

エド「気はあってるみたいじゃん」

そこで、変化の術を試みるエンヴィー。だが、動揺していて力がうまく使えない。

エド「仕方ないよ。そのままヤったら?」

リン&エン「簡単に言うな!」

エド「ちゃんとイかないとダメみたいだから、頑張れよ。応援してやるから!」

リン&エン「・・(絶句)」


エン「(内心で)このドちび野郎・・脱出したらタダではおかない・・つか、仕返しに犯してくれるっ!」


              (以下、検閲により削除)


========= 糸冬 了 ===========









ええ、私バカです。こんな話を延々3時間超・・orz

まぁ、これなら生死かかってるし、リンがエンビをヤるのもアリかと・・で、エンビが仕返しにエドを襲って、めでたく



    リ ン × エ ン × エ ド 成 立 !




おめでとう、おめでとう! パチパチパチ・・僕ここに居ていいんだね!?


まるでエヴァの最後のような、めでたくも虚しい達成感です。
ごめんよ、ちゃんと小説の形にしようとおもったけど、ムリだった・・ムリだよ、このネタで爆笑した直後だもん、今、脳味噌ぼこぼこに沸いてるよ・・orz

私の脳内には現在、ヤられて上気した顔を苦痛にゆがめるエンビ、その白く細い脚が・・なんて、コレっぽっちもありません。

その代わりに「ガンバレー」と旗を振って、ノンキに応援しているエドの姿が、クッキリと浮かんでいます。
もし、このトンデモ理論が大外れで、脱出できなかったら・・エド、ふたりにボコられます。というか、ボコられてる姿まで、私には見えていますが、何か!?




頼む、これが私の精一杯・・このネタあげるから、誰か書いて・・

【10月31日】
ひつこく、まだ考えてたりします。リンがエンビに手を出す理由・・どうやら私にもツソリ君がなにやら囁いて、きゅぴ〜んとキタ模様・・でも、今までのエンビ像とか、エン×リン派のイメージは大いにぶち壊しになるんだろうなぁ・・エビスキーに刺される恐れがあるな。今後は防弾チョッキが手放せなくなるに違いない・・orz

ツソリ君によると、受けエンビはタガが外れたようにド淫乱だったりする(爆)。中に取り込まれている連中が、口々な「私も」「私も抱いて」と暴走し始めるから・・で、それがリンだけには、分かってしまう。そんで・・という感じで。

・・前回のエドきゅぴ〜ん! に比べたら遥かにマシだな。つか、前回のストーリーにこれを組み込んで・・と、私の脳内でツソリ君が勝手に企画を立ててくれています(苦笑)。

私信〉なんとかヤれそうだぞ!リン×エン×エド!
でもこれでリン×エン成立したら、私の脳内のエドの立場が益々・・(ただでさえ、リロリで立場ないのに、エド・・)
そして、11月2日にめでたく『篭の鳥』1がアップしたのでした。
しかし、一度火がついたお題が、これで終わる訳もなく・・

【11月6日】
昨日、友人宅で、延々6時間を超える萌えマシンガントークを炸裂させてきました。

いや、マジでひたすら喋ってたよ! カラオケ行くとかテレビ見るとか一切なし、ひたすら珈琲と煙草でダベってるだけで6時間! 内容もほぼやおい話で! イイ友達持ったよ、あたしゃ・・しまいに笑い死ぬかと思ったさ。


今現在、私の脳内を一番毒しているのは「リン×エン」なんで、どのよーなシチュエーションの嫉妬が萌えるのかを、熱く熱く語っていたわけですが。
・・ふと気付いたら「エン×エド」が全然萌えなくなっていたわけですね。

つい10日前まで「リン×エンあるいはエン×リンは全然ダメだよ! よっぽどエン×エドの方が萌えるよなー! なにせエドのこと『おちびちゃん』って呼ぶンだよ! エンビは紫のバラの人なんだよ!」「・・なんて子!(←亜由美さんの口調で)」と、これまた熱く語っていたのに・・orz

だって受けエンビ、どーやらリンに惚れちゃったらしいんだもん(また勝手なことを言う・・)。
そーかそーか、リンにやったら敵意剥き出しなのはアレだよ、好きな子は苛めたくなるってヤツだよ(と、さらに妄想展開)。


「しまった! エン×エドがなかったら、リン×エン×エドじゃねーじゃん!」

「このままだったら、リン×エン & リン×エドだよね」

「実は、一応、考えてるんだけどね。エン×エド・・『篭の鳥』で、リンとエンビでエドにひどい目にあわされてるから、脱出したら、仕返ししてやろうって思ってたわけじゃない!?」

「うんうん」

「だから、リンとエンビでエドを輪姦してやろーかと!」

「愚ッジョブ! それ愚ッジョブですから!」

「でもさーエンビにしてみたら、エドを痛めつけるのはともかく、リンとエドがヤってるのを見るのは切ないかなぁ? とか思ったり」

「あー確かにね」

「こんなド腐れドちびどーでもいいから・・って、迫っちゃいそう(うわーまたリン×エンに戻ってるよ)」

「だったらさ、その後、エド転がしておいて、その横でリンとエンビが・・ってのどお?」

「愚ッジョブ!」

「手足縛って、転がしておいて、その横でいちゃこらさせる」

すごい! あんたすごいよ! 腐れてるよ! ブラボー!



手足縛って、転がしておいて・・って、意識あるんですか!?

おめでとう、おめでとう・・パチパチパチ・・薬玉割って、シャンパンだって開けたい気分だね! ああ、ドンペリだってドーンと開けてやるさ!

めちゃめちゃ萌えましたが、なにか!?

もう、それも単なるいちゃこらというより、エンビが思い詰めて、顔色悪くなるか、過呼吸でも起こしてくれて、リンがそれを心配してあげたりというのがテラ萌えす!
だって、リンお人好しだもん。うん、あんた冷酷そうに振る舞いたがるけど、かなりのお人好しヤローだよ。そこがいいんだがさ。


・・で、そんなふたりの隣で、転がされてるエド・・愚ッジョブ!


散々笑い倒した後。

「でさ、確認するの忘れてたんだけど・・そのリン×エン×エドをリクした子ってさ、3人の中で、誰が一番好きなの?」

「・・エド」

「それを先に言え〜〜〜〜〜〜〜っ!(怒)!」

エドサイテーじゃないですかっ! やっべ・・めちゃくちゃ書きたいけど、書いてドン引きされそーで怖い!
つーか、エン×エドパートに全ッ然、愛が無いんですけど・・(おーい・・ダメじゃン)
バッハ女史と多くの方々に感謝します。

【後書き】『篭の鳥』については、私ひとりの創作というよりも、バッハ女史はじめ、mixi日記へのコメントやリアクションなど、多くの人にインスパイアされてできた作品だと思っています。
いつも、こんなノリで作品のアイデアを錬って、書き上げています。いや、全部ではありませんが・・(笑い)。
メイキングを載せるというのは、作り手側の自己満足かもしれませんが、読者の方に少しでも楽しんで頂き、また『篭の鳥』という異色作品への理解の一助になれば・・と思っています。
初出:2005年11月14日

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